いればのはなし
入れ歯に関するのお話を掲載しています。
No.4 義歯安定剤その2
義歯安定剤の種類と歴史
粉末タイプ ライオン 昭和 アース
シートタイプ 塩野義 エーザイ
テープタイプ 塩野義
クリームタイプ アース 小林
クッションタイプ 塩野義 アース 小林
材質 天然系として植物系微生物系
半合成系としてセルロール系デンプン系
合成系としてビニール系アクリル系アミド系
義歯安定剤は最初の頃オブラートを義歯の隙間に張って使っていたようです。
義歯安定剤はアメリカで誕生し、実用新案承認されたのは1913年です。
日本には1951年にアメリカから小林製薬が輸入し、普及しました。既に50年間以上の歴史があります。
その間に利用者も増え、年間100億円市場とも言われています。
しかし国際的には90年以上、日本でも50年以上の間、歯科医師は存在を否定しており、
逆に患者は肯定している。とても不思議な現象です。
義歯安定剤がこれだけ使用されているのは、理由は簡単です。義歯が合わないからです。
合わない最大の原因は入れ歯の材質(アクリルレジン樹脂)です。
製作時に微妙な歪みが発生しやすく、歯型をとった通りに仕上がらない場合があるのです。
一時、即時レジン床樹脂の時は安定性がよく歪みの少ない樹脂でしたが発ガン性があるという
ことで使わなくなりました。サルホン樹脂・スルホン樹脂など厚生労働省は次々と使用材料を
承認し、元のアクリルレジン樹脂に戻っている現状です。
西日本研究会では製作手法を改善することにより、変形をなくしていますので義歯安定剤を
使用される患者さんは皆無です。
義歯がしっかり口の中で安定している。そんな義歯で食べ、話し、笑えるようにしませんか?
No.3 義歯安定剤その1
義歯安定剤は、本当に噛めるのか?楽しく話せるのか?
歯肉の為に良いのか?また、使いつづけて身体に「良いのか悪いのか」
入れ歯の方で、義歯安定剤を使用されている方は多いと思います。
どうしても合わなくなってきたという時に一次的に義歯安定剤を使用するのは良いと思うのですが、義歯安定剤を続けて使用すると
歯茎がやせるのが早くなります。結果、適合が悪くなり入れ歯で噛めなくなってしまう事があります。
歯科医師が義歯安定剤を使う時は厚みを考慮しているのですが、患者さん自身が安定剤を
貼りつけているのをみますと、厚みが不均一な場合が多く、特にチューブ入りの製品の
場合、残り少なくなるとお年よりの指の力では出が悪く、安定剤を絞り出しにくい為に
安定剤の厚みが不揃いになっています。
その為でしょうか、安定剤を厚く塗り無理やり噛み込んでおられるのを見かけます。
この様な方に「安定剤をいつごろ張り替えますか?」とお聞きしますと、
土曜日や日曜日に張り替えると答が返ってきます。
土曜日や日曜日に張り替えている人は大抵の方が月曜日に頭がふらつく(血圧が高い)
足腰が痛いなどの症状があり、水曜日ぐらいから体調が安定し、安定剤が硬くなって
噛みにくくなる頃(金曜・土曜)辺りに体調が悪くなっていませんか?
同じ入れ歯でも、義歯安定剤の厚みが変わる事で噛み方が変わる為、体調に変化が起こるのです。
皆様方の周囲のお年よりを良く診てあげてほしいのです。
便利と思われるもので、体調が悪くなる可能性があるのですから。
しっかりとした知識で使用しましょう。
義歯安定剤も結構な金額です。安定剤が市販された頃(18年前)だったと思いますが
保険の義歯の請求金額と義歯安定剤の販売金額が同じに成りつつある云われていました。
保険でもしっかりと適合する入れ歯は製作可能です。